いまや全労働者数の中で約4割が非正規労働者といわれている現在において、派遣社員という形が事務職を始めとして、製造系でも増えてきています / 39歳 男性
いまや全労働者数の中で約4割が非正規労働者といわれている現在において、派遣社員という形が事務職を始めとして、製造系でも増えてきています。この傾向の大きな要因は、社会保険料の企業による半額負担などが重荷になっていることや、解雇規制の厳しさにより余剰人員を解雇しにくいことで、新規採用を渋っていることです。
私自身、正社員として働こうと就職活動をしたにもかかわらず、採用されなかったという事から生活のために派遣社員で働くことにした、ということが、派遣で働くきっかけでした。
一度派遣で働き始めると、スキル向上といっても限度があるので、正社員のような継続的な実績を蓄積することが困難です。
それでも正社員登用制度という道が残っていたので、評価されて正社員として採用される事を目標に働いています。
生活していかなくてはならないという差し迫ったきっかけで派遣社員になる人は、最近ではかなり多くなっているのでしょう。正社員になるしか安定した自立の道はないという固定観念がまだ根強いです。
その傾向に流されず、なんとか派遣で生計を立てているうちに収入源を複数確保して納得できる一生をおくるつもりでいます。